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ロスカット

ロスカットは顧客の思わぬ損失を防ぐ目的で使われているシステムなのですが、FX業者により証拠金の維持率の幅があります。

証拠金という顧客の元本の比率が少なくなると、強制的に決済されてしまうのですが、レバレッジを少なくしていれば、その可能性も低くなります。

これはFXの特徴によるものなのですが、もし、ロスカットのシステムがなければ、レバレッジによって何倍もの取引をしていると、元金以上の損失が出る可能性があります。

そのため、FX業者のロスカットが証拠金(元金)全額を失う前に持っているポジションを解消してくれるということです。

ただし、FX業者によってこのロスカットの維持率が50%下回った場合や、維持率が10%になった場合など、かなりの差があります。

例えば、単純に1ドル100円の時に1万円を証拠金に100倍のレバレッジで、証拠金維持率が50%でロスカットさせるとしましょう。

1万円で100万円分のドルが買えることになり、10.000ドルを持つことになります。証拠金が半分の5.000円になったら強制的にロスカットされるので、その時の金額は、1ドル99.50円になります。

その結果、口座には5000円が残り、ポジションはなくなってしまいます。

もし、1万円の投資で1万円の損失まで許容していても、システム的には50%の5.000円の損失で強制決済になります。

これは悪いことではなくて、レバレッジ100倍で取引すると、たった50銭動いただけで、50%の維持率になってしまいますので、元本が全部無くなるのもあっという間です。

だから、ギャンブル的な取引をしてしまう顧客の元本を守るためには仕方の無い処置だと思います。

50銭の値動きは、指標発表時や、相場の急落・急騰時にはすぐに到達する金額です。もしロスカットがなければ、1円の値幅を超えた場合に、借金になってしまいます。

このように必要なシステムなのですが、たまに邪魔になることもあります。

100万円の証拠金を入れていても、1万円だけ100倍で取引したポジションもロスカットされるからです。ようするに注文ごとにロスカットが設定されるので、入金した元本の50万円までではなく、1万円の半分の5.000円でロスカットされます。

少し分かりにくいかも知れませんが、各FX業者のよって設定するロスカットのパーセンテージは違うので覚えておいてください。